金型製作
形状に合わせた無駄のない金型素材選びによって、
低コスト・短納期の金型製作のご提案が可能です。
兼子グループの金型製作の強みは、母体となる材料を市販のブロック材や鋳造品など形状に合わせた無駄のない金型素材選びから金型造りを提案することによってコストと納期の削減に協力できることです。
たとえば、製品形状の落差が大きく機械加工量が多いもの、金型の軽量化を図るため構造を簡素化したり、構造物を一体化し、また、形状深くに温調回路を這わせたいなど、鋳物のメリットを最大限に引き出した理想的な金型造りが可能です。
また、亜鉛合金の切削性の良さにより、加工時間の短縮やコスト低減に効果を得られます。特に試作金型製作においては、長年培った弊社独自の工法、機構を多く提案することが可能です。
|金型製作の流れ
設計打ち合わせ
射出成型や板金プレス用の金型の場合は亜鉛合金鋳物、それ以外のものはアルミ合金鋳物などお客様の要求によって鋳物の種類をご提案します。
金型素材発注
金型図を設計し発泡スチロールモデルを作成し、鋳造を行って金型の素材を作製します。
機械加工
CAMにて機械加工用のデータを作成し、面穴加工、NC加工を行います。
仕上げ、組付け
製品面の研磨やキャビコア型のパーティングラインの合わせの仕上げを行います。射出成型の場合はエジェクターピン、リターンピンやホットランナーなどの組付けを行います。
射出成形トライ
金型が品質を満足しているかどうかを確認するため、実際に射出成型をして金型のトライを行います。