技術紹介
兼子合金株式会社にて大物アルミ鋳造、亜鉛合金鋳造を、
兼子精工株式会社ではそれらの鋳物を利用した
各種金型製作から成形までを承っています。
当社は昭和58年頃から自動車関係の大物アルミ鋳物の製造を行ってきました。
また、平成元年頃からは航空機関係の3.5トン級の超大物アルミ鋳物の製造にも携わってきました。
このように当社は大物アルミ鋳造の実績を数多く有しており、社内にその製造ノウハウを蓄積して来ました。
大物アルミ鋳物を生産するための設備として大型の溶解炉を多数保有しており、
溶解能力は4500kgを超えます。
また、それらを扱うことの出来る職人の技術を持った技術者が当社には多数在籍しています。
|技術
鋳造、大物アルミ鋳物
アルカリフェノール樹脂をバインダーとする全て手込みの砂型にて、一品一品方案の立案から注湯まで責任をもって慣行。最良の条件で鋳造します。(アルミ3,5t ZAS 10t)
金型製作
鋳造のメリットを最大限に引き出し、無駄を無くした最良の金型造りを提案します。母体となる材料を市販のブロック材か又は鋳造品か、形状に合わせた無駄のない金型素材選びから金型造りを提案することによってコスト・日程の削減が可能になります。
鋳造モデル製作
発泡スチロール、木型製作が可能。鋳造製品に合った最適なモデル造りで、最短日程、ローコスト化に対応します。鋳肌の見栄えや、時に構造的強度にも影響するため、最終完成形状を見据えモデル材質を慎重に選定します。
機械加工
社内6台のNCマシニングにより、最終加工まで対応。5000×2500の5面加工が可能な門型マシニングセンターを保有しており、大型製品の加工が可能です。
成形
兼子精工にて2500t射出成型機にて成形。自動車用大物部品の小ロット量産も行っています。また、設備貸与も承ります。
CAD CAM
CAD・CAMによる製品設計・工程設計を行っています。CADはCATIAを2台、Space-Eを3台、CAMはWORKNCを3台保有しています。